株式会社KADOKAWA、株式会社ブックウォーカー
導入の背景
株式会社KADOKAWA(以下、KADOKAWA)、株式会社ブックウォーカー(以下、ブックウォーカー)は、株式会社プロフィールド(以下、プロフィールド)のコンテンツマネージメントシステム「XCMS」を採用し、電子書籍管理「電子書籍流通管理システム」を構築しました。
XCMS導入の背景を、ご担当者様は次のように語っています。
「当社は社内で提供する、あらゆるサービスの情報を統合管理するデータベースの構築を行いました。そこで電子書籍コンテンツの管理やコンテンツプロバイダへのデータ連携が可能なコンテンツマネージメントシステムを検討した結果、XCMSが最適であると判断しました。選考基準として、大規模な基幹データベースとのシームレスな連携、大容量のコンテンツの管理ができることなどに加え、日々変動する顧客ニーズに柔軟に対応できるかを重要視していました。2013年3月のカットオーバ-以降、電子書籍市場の変化への対応やユーザからの要望に対して、コンテンツ自動アップロードやコンテンツの自動配信、コンテンツプロバイダ毎に異なる形式の書誌出力等、順次、機能強化・拡張が行われており、XCMSはその要求へ答えてくれました。」
導入製品
XCMS®
電子書籍コンテンツ管理機能を備えたパッケージソリューションです。
システム概要と効果
このソリューションでは、大規模基幹データベースとXCMSデータベースを連携し、大容量の書籍とそのコンテンツメタ情報をリアルタイムに連携しています。取り扱いコンテンツは、BOOK☆WALKER、Amazon、Apple、BookLive!、DMM、Digital e-hon、Google Play、JDLS、LINE、PSPStore、Sony Reader Store、Yahoo!、dマーケット、eBookJapan、honto、kobo、mibon、ブックパス、どこでも本屋さん、まなび、アニメイトブックストア、コミックシーモア、セブンネット、ソク読み、ニコニコ静画、パピレスRenta!、ヨドバシ・ドット・コム、出版デジタル機構、BookPlace、Kinoppy、角川文庫プレミアムクラブ、電子文庫パブリ、魔法の図書館プラス等(2016年3月現在)に対応し、プロバイダ毎の異なる大容量データを、冗長度が低い最適なデータ構造で管理されています。 さらに、コンテンツ配信機能を追加することにより、システムと各コンテンツプロバイダとの連携がよりシームレスになっています。
【システムイメージ】
今後の展開
読者、コンテンツ提供先、システム利用ユーザ等、様々な要望をシステムへ反映し、常に時代に即したシステムへ進化させていきたいと考えています。
お客様プロフィール
会社名 | 株式会社KADOKAWA |
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創業 | 昭和20年11月10日 |
設立 | 昭和29年4月2日 |
代表者 | 代表取締役社長 松原 眞樹 |
事業内容 | ・出版 ・映像、ネット関連等エンターテイメント、メディア事業 |
所在地 | 〒102-8177 東京都千代田区富士見二丁目13番3号 |
資本金 | 29,210百万円 |
URL | https://www.kadokawa.co.jp/ |
会社名 | 株式会社ブックウォーカー(BOOK WALKER Co.,Ltd.) |
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設立 | 2005年12月1日 |
代表者 | 代表取締役社長 安本 洋一 |
事業内容 | 電子書籍等電子コンテンツの制作、配信及び販売 |
所在地 | 〒102-0071 東京都千代田区富士見1-6-1富士見ビル7F |
資本金 | 1億円 |
URL | https://bookwalker.jp/ |